2013年02月10日

インドと映画

>3年の高林です。今日はインドと映画の関係について。

インドは映画産業が盛んだということは、みなさんもご存知だと思います。
総務省が発表している最新の統計をみてみると、
インドは、年間1200本以上の映画を作成し、映画館の入場者数も年間29億人。
映画の本場、アメリカを抑え制作本数、年間入場者数とも世界1なんです!

この制作本数になるのには、インドの言語に理由が隠されています。
インドは州ごとに独自の言語を持ち、その中でも方言があるほど。
そのため、言語ごとに映画が製作されるようになり、結果、インドの映画製作本数は莫大な数になったわけです。(全国的に公開されるような大作はヒンディー語で公開されています)

発展途上国では、映画が最大の娯楽!という国が多いような気がします。
実際、インドもそうで、どこの州に行っても映画館が至る所にあります。
入場料も大人一人120ルピー、日本円でおよそ180円と格安。
週に2,3回は劇場に足を運ぶというインド人もいらっしゃいました。

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ゴアにあるローカルな映画館
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劇場では、洋画よりも多くインド映画が公開されています。
ひと月ごとにラインナップが変わってしまうほどのペースです。
公開されるインド映画は最新鋭のCGを駆使したアクションもの(ハリウッド並みのクオリティ)が多いようですが、その一方で人気なのがコメディやラブストーリー。
私がみたのは、コメディの中でも神様を題材にしたもので、さすがインド!といった感じです。こちらがその映画「Oh My God!」からのダンスシーン。


俳優さんたちのドヤ顔にはつい笑ってしまいますw

インドでは、ヒット曲は映画のサントラからうまれることが多く、そのときのトレンドを抑えるにはまず、そのときのヒット映画をみることがマストなようです。

僕も映画館でヒンドゥー語の映画に何回か挑戦しましたが、その際おどろいたことがたくさんあります!
予告編を見終えると、スクリーンにインド国旗が。すると周りの観客がみな立ち会がったではありませんか!なんとインドの映画館では映画を鑑賞する前に国歌斉唱があるんです。
さらに、映画がいいところに来たところで、突然場内が明るくなりお客さんは退場。何事?と思いきやインドでは映画の途中に休憩があるんだそう。これならトイレが近い僕でも安心です!笑


そして、これからゴア留学する後輩たちにおすすめしたいのが、11月くらいにゴアで開催される国際映画祭、「International Film Festival India」です。
300ルピーでパスを発行すると、10日間、国際映画祭に出品された映画が見放題です。

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メイン会場となるシネコン

世界中から集まった映画が公開されるのですが、私が見たのは「アメリカ大統領選と高校のマーチングバンドに密着した映画」「フィリピンで自ら売春行為をしてしまう少女の映画」「移民問題で居場所がなくなった男性の話」など。
どれもメッセージ性が強いものが多く、現代社会にある問題点を映し出しているものばかりでした。
映画は娯楽としてだけでなく、こういったメッセージを伝える場としてもとても友好的で、映画の可能性を感じずにはいられません。

また、この映画祭のいいところは、自分が鑑賞した映画の監督やプロデューサーの方とお話できること。
映画の中で感じた疑問や感想をその場でぶつけることができます。自分の英語力を試すのにもいいチャンス!

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監督に話かけるタイミングを伺っているところ。囲み取材みたいだった!

仲良くなった、女性監督カヴィタさんの話では、政治の世界だけでなく映画業界でも、女性の進出が遅れているとのこと。監督をはじめスタッフでも女性を見ることがほとんどないそうです。これからこの状況を変えていかなければいけない!とおっしゃっていました。


日本でも、昨年12月にはインド映画「ボス その男ソヴァージ」が公開。さらに今年の春には、「(3Idiots)きっとうまくいく」「(DON 2」闇の帝王DON〜ベルリン強奪作戦〜」「(JAB TAK HAI HAAN)命ある限り」そして「タイガー 伝説のスパイ」と4本のインド映画の公開が決定しています。インドに行く予定がない方も、ぜひ日本で、インド映画体験してみてください!
posted by 交換留学生017 at 17:49| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
インドの国際映画祭はゴアで開催されているのですね。知りませんでした!シェアしていただきありがとうございます。世界に名高いインド映画はもちろん,世界各国の映画に一度に触れることができ,しかも製作者から直接話が聞けるなんて,他国の映画祭でもめったにない貴重な経験ですね。留学もいよいよ残り少なくなってきましたが,一日も無駄にすることなく,有意義に過ごしてください!
Posted by M at 2013年02月12日 12:55
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